暇にまかせてUFOラインへ行って来ました
「平日は都市で仕事をこなして、週末は自転車で遠くまで走る」っていうのが楽しいんだなあ、と実感している毎日。
そのギャップが楽しさの一つでもあるんだけど、ずっと田舎にいるとまったく自転車にまたがる気持ちにはなれないでいます。
とはいえ、ずっと部屋に閉じこもって動画三昧なのも飽きてきたので、久しぶりの外出です。
GW明けに、階段を一段踏み外して大転倒。
足首がみるみる腫れてきて、まともに歩くこともできなくなっていました。
靭帯損傷、全治2ヶ月・・・。
ますます自転車に乗らない言い訳が増えてしまったので、一度は行ってみたかったUFOラインへは原付で。
UFOラインとは 雄峰ラインのことらしく、愛媛県と高知県の県境近く、標高1300m～1700mの尾根沿いを縫うように走る、天空へと続く絶景のルートとなります。
今治からだと、西条市を抜けて、高知県へ向かうルートなのですが、西条市からはずっと川沿いのルート。
橋の上から見下ろすと、きれいな水の川で遊ぶ家族をたくさん見かけましたよ。
西条市の郊外を抜けて高知県方面に進みます。
ちなみにずっと、ずっと登りです。
下りはありません。、
県境の全長5km「寒風山トンネル」を走ります。
全長5km、ほぼ直線のトンネルで、車の走行速度は100kmくらい。
スピード出せない原付では追い抜かれるたびにヒヤヒヤなのですが、それでも自転車で通行している強者がそこそこいます。
ブルベの深夜走行並みのライト装備が必要だと思います。
寒風山トンネルを抜けると、そこは高知県。
すぐに左折。
そこからUFOラインのはじまりです。
蛇行しつつ高度を稼いでいくルートです。
景色が抜けてくるまでは、ずっと湿度高めの森の中。
半原越えのコースを思い出しました。
7.5km地点に「CAFE BASE」という土日のみ営業しているカフェがあります。
ここではレンタサイクルで電動のロードバイクを借りれるらしく、また駐車場もあるので、UFOラインを自転車で走りたいかたは、ここをスタート地点しするのが良さそうと思いました。
UFOラインのゴールまでは、CAFE BASEからさらに10kmほど。
※途中、トイレも自販機もありませんよ。
そこそこの登りと、見通しの悪い細い道路にすこしぐったりしながらも、少しずつ景色が抜けて見えるようになってきます。
これか！
これ行ったのは、梅雨の合間の7月11日。
外界は30℃越えの暑い日だったけど、山頂付近は14℃くらいだったらしい。
さむーーーーい！
伊予富士とか、瓶ヶ森とか、UFOラインからは歩いてすぐの絶景の高台へ登山したかったし、するつもりだったのですが、なにしろ自販機もトイレもここまでまったくなかったので、本当に残念ではありましたが諦めました・・・。
男性だったら最悪草むらで立ちションとかでしのげますが、女性はどうしてるんだろう？
草むらといっても、山頂付近は背の低い笹しか生えていないのと、そもそも絶壁を開拓した道路なので、木陰に入るには崖での命がけ作業となるはず。
そもそもUFOラインを目指したのは、前日に女性バイクライダーのYouTubeを見たからなんだけどさ・・・。
水分補給とトイレ問題が未解決なので、早々に帰ることにしました。
ちなみに登りはずーーーーっと登りなのと、見通しが悪いカーブの連続なので、アクセル操作が結構頻繁に行われます。
手首は本当に疲れます。
クルーズコントロール的な補助が欲しくなります。
下りはアクセルを開くことはほとんどなく、超低燃費走行です。
寒風山トンネルを抜けて西条市までもずーーーっと下りですが、原付なのでそんなにスピード出せません。なので、自転車にはぶち抜かれます。
西条市に戻って、いつものマルトモ水産へ。
ここは、鮮魚売場とレストランが一体化したお気に入りの場所です。
この日はエビフライ定食。￥1,680。
ちょっと高い！と思うかもしれないけど、ここのは伊勢海老がニ尾！
馬鹿でかい海老フライ、大満足なのですよ。
■ 本日のデータ
走行距離：往復150km(今治～UFOライン石碑）
天候：晴れ（梅雨の合間）
注意事項：
1.補給：UFOラインにはなし。UFOライン入り口から半径15kmにはコンビニもなし
2.トイレ：CAFE BASE付近にはあるらしい
3.携帯電波：UFOラインでは半々、といったところ（Y!mobile調べ）
4.渋滞：無
5.天候/気温：今治で30℃、標高1300m～1700mで14℃。ウインドブレーカーは必須です。
6.道路コンディション：細い、見通し悪い。バイクがおすすめ、車なら軽。
■ 本日の感想
あーーー、とにかく自転車で行かなくて、本当に良かった！
コンビニはもちろん、自販機もトイレもないって、富士山より厳しいルート・・・。
＜次回予告：リビエラ逗子へ。（ゆうき食堂ではない）＞
