ソロライドに飽き飽きしてるのと高所恐怖症の克服
しまなみ海道は歩行者にだけ気をつけていれば、かなり安全なルートなのですが、今治側の入り口となるサンライズ糸山までは非常にストレス度の高い道となっていて、「自転車追い越さないと死んじゃうよ病」の患者さんがたくさんいらっしゃるのです。
ですが、この来島海峡大橋を見上げるループ橋までくると、毎回思うのですがなんだかワクワクしますの。
サンライズ糸山では愛媛県の自転車マナーアップの啓蒙キャンペーンをやっていて、シールとキーホルダーをいただきました。
どうやらこの日は「愛媛サイクリングの日」ということでした。
「自転車追い越さないと死んじゃうよ病」の患者さんに対しては、道を譲って先に行っていただく、とかエスケープゾーンがあったらそこに逃げ込むとか、いろいろ対処方法はあるわけですが、それより怖いのは「自転車をまったく認識できない」認知症の方々。
交差点を直進してたら、まったくこっちに気づかず右折してくるよーー(•ө•)♡
たまーにこうした認知症の方が現れる、なんていうレベルなんてもんじゃないよ(•ө•)♡
今治をdisってるわけではなくて、クルマがないと生きていけない地方都市では当たり前に車道の自転車は認識されないんじゃないかな。
そして、サンライズ糸山からの来島海峡大橋。
高所恐怖症のせいか、とにかく怖いこの橋。
たださすがに回数こなしているので、橋の途中で立ち止まることができるようになってきました。
とにかく脇目も振らず、まっすぐ前だけを見て通過するだけだった橋でも、少しだけ余裕が生まれてきたわけです。
ちょっと橋から身を乗り出してみたり。
おわかりいただけるでしょうか?
自転車が走る通路の鉄柵の先は、まったく何にもなくて、落ちたら死ぬしかありません。
大島まで渡りきったら、橋桁付近に完全なるプライベートビーチを発見。
プライベート過ぎて、ここに行くまでの道はまったく見つけられなかったです。
いつものよしうみいきいき館で休憩してたら、知らんおっさんに声を掛けられました。
「あのー、もしかしてあおばのスタッフの方ですかー?」
フレームに貼っていたステッカーを目ざとくみつけたのでしょうか。
ただ、自分はスタッフでもなんでもないので、
「いえ、ただの冷やかしです」とクールに返しときました。
ひっそりと盛り上がっていた、大島のオリーブ収穫祭
よしうみいきいき館から先は、久しぶりに亀老山展望台へ頑張っちゃおうというゆるい決意は結局ゆるいもので、交差点を左折しバラ公園をひやかして帰ろうかなと。
両サイド畑の中を走っていると、その畑の真ん中でおばあちゃんおじいちゃんが椅子とテーブルを出してなにか楽しそうにしてる。
なんかやってんのかな?と近寄ってみたら、「オリーブ収穫祭」を絶賛開催中でした。
丼にたっぷりと入った「オリーブオイル豚汁」が¥150。
ラーメンくらいあるどでかいサイズ。
他にはしっかり窯で焼かれたピザ¥500とか、オリーブオイル焼きそばとか、ホットドッグとか、どれもこれもリーズナブルかつオリーブオイルが主役の美味しいものがたくさん。
オリーブオイル¥2,000/200mlは、パンにつけての試食をさせてもらったら、あまりのジューシーさに驚愕したけど、ちょっとお高いので今回は遠慮しときました。
ひとまず今回はオリーブオイルの塩漬け¥500をお土産に。
つーかさ、これ表参道とかでやったら5千人くらいは集客できちゃうレベルのイベント。
田舎って本当にインターネットで告知とか情報発信とか共有とかっていうのがまったく存在しなくて、こんなすげーイベントなのに事前に知る方法がない、というかもしかしたら回覧板くらいでしか告知されていないんじゃないかと。
うー、もったいない・・・。
「インターネッツで地方起こし」と叫ばれていた時代ははるか昔の戯言だったんだなー。
よしうみバラ公園でお花見
このバラ公園は一年中楽しめるようにいろんな種類のバラが植えられていて、この時期は秋~冬のバラ。
超あざやかな赤。
超シックなワインレッド。
自転車と。
ついでに自撮りも。
11月の中旬だというのに、あちこちでたくさん色んなバラが咲いてるよ。
そしてそろそろ帰り道。
いつもの建造中の船を観察。
これ、すっごいでかいんですよ。
来島海峡大橋の全貌を見渡せるポイントで。
今治民のソウルフード、松製麺所
10月の終りに玉川ダムに行く前に立ち寄った、松製麺所の波止浜店。こっちが本店かな。
こちらも立派な外観、
さすがのソウルフードらしく、しっかり行列はできているけど、回転早いのでいやな待ち時間ではない。
うどんのメニューはこんなカンジ。
玉川店で様子がわかったので、今回は安心してかけうどん。
ネギや生姜はもちろん、大根おろしも取り放題。
鳥天とあなご天をトッピング。
揚げたてで美味しいよ。
結構、今治のいいとこを見つけられたサイクリングでした。
だがしかし、125CCのバイク、狙ってるんですよ。
行動範囲が広がる、しかも時短で。
だけど、これ買ったら自転車なんか一切のらなくなるだろうーなー。
Yamaha Motor Vietnam NVX125 ¥312,000
<次回予告:もう少し遠くまで走ってみよう!>