30日連勤、やってみました
自転車にはまったく乗りませんでした。走行距離はゼロkm。
そんな2015年の11月。
ちょっといろいろあって、終日自転車に乗っているなんていう場合ではなくなってしまった。
本質的には問題ないんだけど、キャッシュフローだけが最悪化してしまい、こういうのって黒字倒産っていうんだっけか?と遠い目をしながらなんとか対策をうたなくてはならないカンジに。
ちょっとキャッシュフローの改善のため、11月の30日間、一切休まずに働いてみました!
(労基署的には完全アウトですね!)
キャッシュフローの問題
貯蓄だとか財産とかはこの場合どうでもよくて、目の前の回せるお金をとにかく潤滑にすること。
というミッションなので、副業をしてみることにしました。
ただし、そこそこの運動量(=持久的な)のもの、かつ自分の勉強になりそうなワークを選んでみました。
自転車に乗らない分、しっかり運動もできつつも、ただの肉体作業ではなく、その仕事からきちんと学べるものがあることを条件に選んでみました。
要は、お小遣いが欲しかった、ともいいますw
■ 軍手は大事。
ドン・キホーテで¥195でした。
安定のアトムの軍手。
ゴムのイボイボ付きでは老舗かもしれません。
人差し指に沿って、ゴムが補強されてますねw
西友で見つけたのは、2双入りで¥140の格安軍手。
まだ使っていないけど、触った感じはなかなか普通に良さそう。
自転車用で冬に愛用しているDefeetのグローブ、たしかに軍手だけど、ちょっとここで使うのはもったいないです。
3PLの物流センター、とても勉強になります
とあるファストファッションの物流現場では、
一番驚いたのは、ピース数(SKU毎の数量)は物流現場においてはまったく重要ではないこと。
それよりなにより「タッチ数」。
タッチ数管理による物流でのメリットデメリットは双方もちろんあるけど、スキャンの回数の削減による、時間と人件費のカットは半端ないです。
や、まじでハンパないです!
ピッキングから出荷前検品にかかるコストが、タッチ数管理により1/3になっています。デメリットはタッチ単位以下のピッキング(ソリッド)が、デフォルトではエラーになるとこでしょうか。
二番目に驚いたのは、パートのおばちゃんが、時間が経つにつれだんだん可愛く見えてくるとこです。化粧っけもなく、ぶっきらぼうなので最初はムカつきました。
これは、パートさんが本当に仕事もできるし、現場(=売り場につながる)を仕切っているからなんでしょうか、だんだんドキドキしてきました。
三番目に驚いたのは、まあ物流センターなんだから当たり前なんだけど、ドライバーの仮眠室とお風呂と社食。全てがレヴェル高かった。日払いバイトにも関わらずお風呂に入って仮眠したくなった。
※社食は塩分強すぎで逆に驚いたけど。
3PLと配送と日払い人工とシステムがしっかり連携しているのが、単なる外注契約にはとどまらない、強みを生んでるんだなーと。
猫の肉球軍手、かわいいけど、誰にみせるわけでもなく、またちょっとお高いので今回はやめときました。
当然ながら、かなり疲れました。
普段が完全にPCに向かっているか、社内打ち合わせをしているかの仕事なので。
まさかの、両手の指10本がすべて筋肉痛になるというのは想定外でした。
まさか今ごろ自転車事故の影響がでてくるとは・・・。
自転車事故の影響をまだ引きずっていて、計測はしてはいませんが、おそらく右手の握力が1/3になっているせいか、右手はもちろん左手の指も合わせて10本すべて、パッキンを掴むのにダメージが影響し、翌日はもちろん当日中も指の筋肉痛になっています。
これはむしろ、指の動きを強化する、重い重いキーボードがもう世の中で求められているんじゃねーの?とかいう勘違いビジネスチャンスが頭をよぎりました。
つぎ、とある通販会社の物流現場に潜入してみました
いろんなブランドのRTWや靴を取り扱っており、入庫~棚入れ~ピッキング~梱包~出荷までを行っていました。
ちょうどセール開催中&送料無料キャンペーンだったせいか、小型のパッキンばかり、そして当日出荷件数は1.3万件。
先日潜入したファストファッションの現場だと、店舗への出荷だったせいか、ピッキングリストには載っているけど実商品がない、などということが20件に1回はあったけど、今回は個人宅への配送なので出荷訂正などあるはずもなく。
またここの特徴は、パートさんの熟練した知恵などまったくなく、当日入ったパートさんでもすぐに仕事が始められるようなすごくわかりやすいフローができており、またそれを実現させるWMF。UIもきれい。働く人のモチベーションも高い。
二回の潜入でいまさらながらも体感したのは、ファッションビジネスは物流が命なんだなー、ということでした。
そしてまたしても恋をしてしまいました…。
こうして2015年11月の30日間、レギュラーの仕事とあわせ、週末と副業とで30連勤を達成しました!
デメリットとしては、自分の部屋が荒れ放題になったことかな。