美味しい醤油が欲しい
安くて、そして安くて便利な西友のネットスーパーを利用しています。
とくに「みなさまのお墨付き」シリーズがなかなか良くできたPBブランドだと思う。
だけど、このお醤油が本当に美味しくない。
1Lで¥118という激安商品に文句をいってもしょうがないけど、「みなさまのお墨付き」は安かろう悪かろうではなかったのに。
塩分濃いめ、だけど、味の奥行がないというか。
塩でいったら本当になにも含まれていない「食塩」のような位置づけ。
お刺身、煮物、ラーメンのタレ、いまのところどれに使っても取扱いが難しい。
難しいっていうのは、その分量はもちろん、みりんや酒を足したり、お出汁を加えたりとか、お醤油だけで完結しないところ。
¥118!!!みなさまのお墨付き 特級 本醸造濃口しょうゆ
でも、イヤな味がするわけではないので、うまく使えば重宝するかも。
お醤油のオススメ!
Amazonで売っていれば便利なのに!
と思いつつも、新潟の実家に帰った時には必ず買ってかえるお醤油。
「越のむらさき」の「白王」。1Lで¥435。
商品説明には、
塩分15%
本醸造うすくちしょうゆです。透明感のある淡い色と爽やかな澄んだ香りが特徴。お料理の素材を一層引き立てます。
いくらのしょうゆ漬け、野菜や、白身の魚などの煮物、お吸い物、鍋物に。
うすくち醤油LOVE
うすくち醤油なので、分量の取り扱いが難しいけど、いろんな料理に使える。とにかく万能。
記憶にしっかりあるんだけれど、自分はうすくち醤油で育っている。特に思い出深いのは、実家が和菓子屋さんをやっていたので、定期的にどら焼きを仕込んでいるんだけど、一通りどら焼きを焼き終えた鉄板に卵を落として玉子焼きを作ってくれていた。鉄板に残ったどら焼きのわずかな甘みと、白王の醤油のコラボはもう再現しようにもどうにもならない美味しさだった。醤油の主張が強くないから素材を生かすというか。
そんなうすくち醤油で育った自分には、本醸造系の真っ黒な醤油を味わったときには、あまりのストレートさ=自己主張の強さ、に驚いた。
二郎デビューに例えるなら初めてカネシ醤油系のガツンとくるしょっぱさにびっくりするようなもの。
キッコーマン的な。
キッコーマンをdisるわけではなくて、これゴクゴク飲んだら死ぬんじゃないか?という危うさをもったお醤油が苦手なのかも。
だけど思うのは、醤油って地域色がとにかく強いんじゃないだろうか。
全国の主婦をターゲットとした商品開発では、こうした地域色の強い商品にはむずかしいのかもしれない。美味しいもの、というより無難なものが産まれてしまうようなきがする。
お醤油とかお味噌とか、そういうものがたぶん地域の料理の特徴の非常に端的なもので。たぶん、お醤油とかお味噌がその地域の味の特性をリードしてるんだなという風に感じるようになって。うん。砂糖とか塩っていうのは、たぶんそんなに味は変わらないと思うんですけどね。みりんもそんなにね、味の大差はない気もするんですが。お醤油、お味噌は相当味の差、ありますからね。
ほんと、そう思う、共感。
自分が育ったローカル由来のお醤油、東京でも出会いたい。
ところが、偶然にも美味しいお醤油に出会った!
本日、4/30は今の会社での最終出勤日。
なかなか円満退社にはできず、ボッチでお祝い兼ねてお寿司を食べにいったんですわ、立ち食いだけど。ボッチで。
「魚がし日本一」へw
実はこのお店、好きなんですわ。日本由来のファーストフードなので(知らんけど)、パッと食べてスッと出て行く的な。
そして1貫¥75~ととってもリーズナブル。
※ただし2貫以上からなので、¥100の回転寿司よりはちょっとだけお高め。
JRのエキナカにも出店していますね。
品川駅とか。
きびなごの握り、美味しかった。
どうしても採れたてを食べるわけではないので、少なからず生臭さはあるんだけど、あ~ら不思議、備え付けのお醤油をつけたら、一瞬にして生臭さがまろやかさにくるまれた!
(肝心のお醤油は、醤油さしに入っていたので特に写真に収めなかったけれど)
結構、食べたんだけど、特に、「びんちょうまぐろ」と「活き〆たこ」がすっごく美味しかった。
どちらも、1貫¥100。
スーパーで買い物していると、びんちょうなんかはもっとも安値で、もっとも避けたいお刺身。パサパサしていて筋ばっていて、甘みもなくって。
まあだいたい¥100の回転寿司でもそう。
だけど、ここのびんちょうはもうびっくるするくらい美味しかった!とろけるは味の奥行きがあるわ!
リピート3回もw
そして活き〆たこ。もっちりしていて身が厚くて甘みが奥深くて。そして適度に噛み応えもあって。コリコリというよりモチモチ。
お醤油がすっごく合う!
これも3回リピートwww
※ちな、この日は土曜日。平日のお得なランチセットはやってません。
ランチセットを食べてると、あ~魚がし日本一も終わってるよなーとかっていう勝手な印象だったんだけど、お好みは美味しいよ!
退社した会社
縁あって、回転寿司大手さんともお仕事させていただいていました。
飲食業界、それなりに少しは理解できました。
回転率をとにかく重視で客数命!という業態。
一方、魚がし日本一は客数はもちろん重要だけど、KPI的には時間当たりの客単価かな。
だから坪数が少なくてもやっていける、的な。
結構、食べていた。たかがランチ、しかも立ち食いなのに。
サワー半額っていうのが効いてるかも(ただし仕事中ですが。)
ま、いっか、最終日だしw
和食でいう「むらさき」的なお出汁たっぷりのお醤油ではなく、ただの醤油で勝負している魚がし日本一のお醤油にはまいりました。
これはたぶん、玉子焼きにはうまくはまるんだろうけど、煮物にどうかというのは正直よくわかりませんでしたけど。