今治River Farmにて瀬戸プリンセスの収穫祭へ
美味しい食べ物はすべて都会で味わうことができます。むしろはずれが少ないゆえに、とても自由に美味しいものをコンビニエンスにいただけるのが都会にしかできない良いところ。
そして今治。
結果的にほとんど外食していません。
松山に比べたらそうでもないようなのですが、とにかくすべてが甘い。甘ったるい。
全国展開のチェーン店ですら、地元に愛される甘い味付けに変更されています。
※吉野家で味噌汁飲んだらびっくりしました・・・。
その甘さの要因はいまだ解明できておらず、おそらく味醂や砂糖の甘さであって、地元民に聞くと「出汁の甘さ」と口を揃えて言うのですが、絶対それでは納得できない甘ったるさ。
とはいえ、今治ならではの美味しいものについに出会いました!
それが究極のみかん「瀬戸プリンセス」。
通称「瀬戸プリ」。
たかがみかんではありますが、みかんの一言ではくくれない、まったくの新しいフルーツ。
一般的には「紅まどんな」というブランド名で流通していますが、品種開発元のJAを通さずに流通させる場合は「紅まどんな」ブランドは使えないみたい。
そして今回いただいた「瀬戸プリンセス」も愛媛果試第28号ということ。
今治の食べ物、ほんとにいろいろ満足できるものねーよなー!と思っていましたが、この瀬戸プリンセスだけは別物。
通称「木になるゼリー」ともいわれています。
無造作にむいたところ。
甘さ、ほどよい酸っぱさ、プツプツとした食感、そしてりんご並の大きなサイズが特徴です。
あと、皮がほぼない!
一房、一房を包む皮がほぼ無いのですよ!(あるけど薄すぎて存在を感じられない)
で、そんな絶品の「瀬戸プリンセス」を生産している「River Farm」さんが収穫祭を行うということで、行ってみることにしました。
「River Farm」
しまなみ海道の自転車入り口からほど近いところにRiver Farmはあります。
瀬戸プリンセス、そしてもう一つの人気銘柄「しまなみキング」はいずれもハウス栽培。
だいぶ、田舎な場所に急に現れるリゾート風の建物。
ここ、みかん農園??
収穫祭では、瀬戸プリンセスの試食と、コーヒーをふるまっていただきました。
こんな席で。
買ったのはLサイズ9個入り ¥4,500。
贈り物に使いたいのだ。
ほんとは自家消費用にリーズナブルなものとか、B級品的なものがあれば腹いっぱい食べられていいなあ、なんて思っていたんだけど、そもそも一つ一つ手間を掛けて育てている品種なので、そういうのは存在しないのかも。
このLサイズが一番小さい(安い)サイズなんだけど、良く考えたら1個¥500なんですね、良く考えたら。
ぼーーっとして食べたら、「うん甘いみかんだなあ」で終わってしまうかもしれないけど、きちんと向き合ってみたら、お皿に乗せてナイフとフォーク、そして生クリームをのせていただきたくなるレベル。
つか、みかんでこんなに感動するもの、そして今治で一番美味しいものにやっと出会えた喜びがとにかく大きいかも。
さすが、「みきゃん県」だよ!
当たり前だけど、季節限定の商品なので、おそらく12月中には販売終了かも。
銀振と代引しかなくてちょっと手間だけど、瀬戸プリは全力でおすすめします。
※これまで大人気の同品種「紅まどんな」も散々食べてるけど、ちょっとこれは別格。
早めに申し込むべし!
「River Farm」
<次回予告:そろそろ戸建てに引っ越そうかと・・・>