二回目のチャレンジをした理由
東中野のゴースト商店街にオープンした人気ラーメン店「かしわぎ」。
初めての訪問では、イマイチその味わいを理解できずにいた。
もう一度訪問して、確認をしなくちゃいけないと思ったのは、以前町田に君臨していたらーめんの勇、「69’N’ROLL ONE」のせい。
町田、というか正確には相模原市。(そのころの時代の店舗の話。町田のバスターミナル、そして赤坂に移ってからの店舗のことではない。)
そのお店は、平日であっても二時間待ち。
店主の島崎氏はそのリーゼントとあいまって、TVにも引っ張りだこ。
緊張感のある店内でいただくらーめんは、さっぱりしつつも広くて深いコクが感じられる、そして丁寧な、本当に丁寧な味わい。
正直、こんなもんか、なんていう素人の印象ではあったけど、なんだろう、もう一度食べたい!という熱望感は翌日にはもう頭の中をぐるぐる駆け巡る。
食べ終わった直後には感じられなかった、その高い完成度をもう一度確認したくて、すぐに再訪したくなる、なにか二郎の中毒感とはまったく別物の。
「かしわぎ」については、食べた瞬間には、その豊富な(余計な)事前情報のせいか、期待感が高すぎたせいか冷静な判断ができなかったのかもしれない。
冷静になって、もう一度確認しなければ!
前回は塩。
二度目の訪問でいただいたのは醤油らーめん。
バラとロースの二種類のチャーシュー。
どっちか忘れちゃったけど、燻製風の香りがする・
そして九条ネギと穂先メンマのトッピング。
スープは真っ黒系。濃い口の醤油かな?
二回目の訪問では、純粋にらーめんを味わいたくてTKGはなし。
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ちょっとまだうまくその味を自分の舌が消化できずにいて、もしかしてこれは少なめの量が影響しているのかも。
ズズズーーーッと勢いよく、ちょっと下品に麺をすすってみたくなり、替え玉¥100を追加注文。
それにしても、かなり真っ黒なスープですね。
そもそも醤油っていうのは、日本全国でさまざまな味わいがあって、関東での強者であるキッコーマンの醤油は決して全国区ではなく、その地域地域でいろんな醤油が存在するのはよく知っている。
42都道府県を一通り出張で訪れているので、その醤油の地域ごとの違いには驚かされるばかり。
だけど、この醤油らーめんに使われている醤油については、初めての味であって、あぁこれって東北系だな、とか、南九州系かな、などという地域性は自分にはわからなかった。
もしかして醤油ではないのかも?
結論
東中野ゴースト商店街に位置する人気らーめん店「かしわぎ」。
この立地に出店するのは、とっても応援したくなるんだけど。
気に入らないんだったら二度と行かない、っていう結論ならそれはそれでいいんだけど、自分の中でそう結論付けることができずにいて。
多分、すっごく美味しいような気がする。
だけど、それを消化、というか明確に理解できずにいる。
自分の中ですごい不安定な位置づけのらーめんになっていて、この不安感を解消するためにはもう一度行かなくちゃいけない気がしている。
「69’N’ROLL ONE」のリピートせざるを得ない理由とは異なるけど、このモヤモヤした原因を早く解消させて、人に勧めるとか毎日通うとか、それとも見限るのか、早くすっきりさせたいところ。