赤いクルマ以外は認めない
昨年の10月にクルマを手放しました。
理由は、あまりに使わないから。
しかし、実家の母親にはそんな理由は通じなかったようです。
はじめて買った車は、20年落ちのBMW2002。
色は赤。
150万円。
マルニーはかなり気に入っていたけど、シフトレバーがスポッと抜けたのがトリガーとなり、手放しました。
4年くらい乗ったかな。
二代目はBMW528e。
色はシルバー。
いわゆるイーターエンジン。
80万円。
中古車屋さんの保障期間内に、異音が発生して別の車に交換に。2ヶ月しか乗っていない。
三代目はAudiのなんとか80。(覚えていない)
色はシルバー。
(交換なので無料)
ラジエターか沸騰したお湯が吹き出るようになって捨てる。
四代目は、RX-7。FC-3S。
色は赤。
3年落ち、220万円。
最終モデルで215馬力。ロータリーエンジン、さいこーーー!
湾岸ミッドナイトの影響か、深夜の湾岸線で走る走る!
3速で200kmに達したのはすごいと思った。
ただし、燃費はサイアクの3km/L。
ある日、道路に落ちてた大きなビニール袋を踏んづけたときに、マフラーにくっつき、それ以降調子が悪くなり手放す。
五代目はスバルレガシーツーリングワゴン。
色はグレー。
5年落ち、たぶん100万。
ふらっと立ち寄った長後のSUBARUで、なんだか便利そうなので買った。
なんだかあんまり楽しくなくて手放す。あと乗り心地が悪かった。
だけど4年は乗ったかな?
六代目。
冒頭のBMW 318i。
色は赤。
200万円。3年落ち。
318というのがちょっと残念だけど、この世代のビーエム赤はすばらしく、全国から探す。
とにかく、「いい赤」のクルマが欲しかったから。
たまたまお台場にある中古車チェーン店で入手できた。
しかも、試乗もたっぷりできた。
※ちなみに3シリーズでこの赤は全国で3台しか出回っていなかった。
で、実家に帰省して駐車場に停めておくと、近所の人、通りがかりの人、みんな自分が帰ってきているという認識だったらしい。
「あー、赤い車が来てるよ!」みたいなwww
ダイハツMOVE@レンタカー
そのBMを手放してはや半年。
今回はダイハツMOVEをレンタルして帰省しました。
いやいや、軽ってどうなの?と半信半疑で。
結構、走る走る!
車内、びっくりするくらい広い!
後部座席もゆったりじゃんか!
静穏性もなかなか。
いやしかし、軽自動車を舐めていた。
燃費はいいわ、そこそこ走るは、室内広いわ、で。
ちなみに燃費は、今回の帰省トータルで、27km/Lくらい。
しかも、普通に走れるのに、高速代は安いとかwww
正直、すげーな!と思っていました、自分は。
が、母親はそうは思っていませんでした。
これまで、「赤い車」、しかもクルマにそんなに興味の無い人には「ステータス性」があるような車で帰省していたので、
自分が帰省している目印になっていたようです。
それが、ある日、自分の息子が、まさかの「軽自動車」で訪れるとは、母親には想定外だったようです。
なんだか近所の人の目に対して、恥ずかしいようでした。
さすが、郵便局の定額貯金で10年貯めると倍になっていた、という時代を過ごしてきた価値観よ!
クルマを見たときの母親からの違和感を、はじめは理解できずにいましたが、やっと分かりました!
かなりの「都落ち」に見えたようです。
軽自動車は、二台目、または事情があってやむを得ず乗る、クルマではないクルマ、という価値観です。
ちなみに、いとこがマツダのプレマシー?に乗って来ていました。
軽自動車とは、車格というかサイズが違います。
それを見た母親は、自分といとことの経済格差やステータスを、クルマの違いから連相して位置づけたようで、「まじめに働くように!」とお説教されましたwww。
やべーーー、めんどくせーーー。
今欲しい車なんか、全く無いよーーー、しかも、車にはあんま、乗らないよーーー。
※8/30は直江津集合です。
直江津の後、実家に自転車で寄ろう!と思っていましたが、ますます年老いた母親を悲しませるであろうことは予想できるので、実家をスルーせざるを得ません。