タクシーでしまなみ海道走ってもいいじゃない!
今治市民を対象とした、旅行代金の半額を今治市が負担するという
「いまばりエールプロジェクト|ふるさと魅力再発見の旅」というツアーに便乗させてもらい、タクシーでワイナリーやブリュワリーを散策するツアーに参加させていただきました。
(でもなんで「今治」ではなくて「いまばり」という表記なんだろうか?????)
※グループの半数以上が今治市民であることが条件
ツアー名は「貸切タクシーで行く 今治のトリセツ 第一章 ほろ酔い大三島」。
いつもは自転車で訪れるしかない大三島にタクシー貸切で行くのって、なんか贅沢。
ちなみに連続5ヶ月間、今治滞在中の自分ですが、住民登録は当然ながら東京のままです。
大三島みんなのワイナリーぶどう畑
まずは「大三島みんなのワイナリーぶどう畑」にて、畑の見学から。
ちなみに、このツアー企画利用での初めてのの訪問者ということでした。
シャルドネ種。
ぶどう畑は大三島全体で2haを耕作しているとのこと。いずれもかつてはみかん畑でいまや耕作放棄地となった土地。
9月20日頃から本格的な収穫がはじまるとのこと。
今年は雨が多くて、ちょっと心配だそうです。
触ってみたら、ぶどうの粒はまだカチカチ。
大三島みんなのワイナリー・醸造所
ぶどう畑を見学した後は、醸造所へ。
場所は旧宗方小学校の木造校舎をリノベした宿泊施設「大三島憩いの家」の敷地内。
この宿泊施設もワイナリーも、すべてが伊東豊雄氏のプロジェクト。
過疎化した島しょ部に移住と雇用、そして観光を産んだわけですよ、伊東豊雄氏は。
伊東豊雄美術館は、以前に原付シェイクダウンのときに訪問している。
ワイナリーに案内されると、まずはわかりやすい機器。
これ、ぶどうを絞るやつでしょ。
新潟の実家ではかつて和菓子屋をやってたので、あんこを絞る機械に似ている、と思った。
そしてステンレスの樽。
ワイナリー責任者の川田さんの説明も。
静岡出身とのこと。
ステンレスってきれいだなあ。
もちろん木の樽も。
フレンチオーク材。
今は空になっています。
近づくと、ほんのりのバニラのような香りが。
試飲もツアーに含まれています。
マスカット・ベーリーAの赤ワイン。
名前は「島紅」。
そしてこちらはシャルドネ。
名前は「島白」。
ワインの醸造所とか、なかなか見学することもないので、想像してた以上に楽しかった!
※納豆は食べていても入所禁止にはならないそうです。
日本酒ほどガチガチな規制はない、とのこと。
「大三島みんなの家」で昼食
今治市内を10:00に出発し、途中休憩をはさみながら、ぶどう畑の見学やワイナリーでの試飲をしてきました。
12:00を過ぎていたので、次はお昼ごはん。
こちらの施設も伊東豊雄氏のプロジェクトのひとつ。
この建物は元法務局なんだそう。
だいぶ、年季が入っている・・・
こちらが入り口。
店内の飲食スペースはそれほど広くはないので、我々ツアー(6名)のために貸切という案内が。
そしてワイナリーやぶどう畑を案内してくれた川田さんの奥さんが案内してくれた。
※写真撮るの、忘れてた・・・。
カレー。
カレー。
カフェ飯風カレー。
大三島の「地域おこし協力隊」そして伊東豊雄氏関連のネットワークで、すべて地元産の野菜やスパイスや肉ということ。
そしてワイナリー産のロゼワインも。
またまた試飲できました。
ちなみに川田さんの奥さん(ちっちゃくてキュートな女性、そしてこれまたちっちゃいTATOOもかわいい!:写真撮り忘れた・・・)は品川出身で移住してきたとのこと。
大三島がとっても住みやすい!って言ってました。都会なんかよりずっと!
「でも、時にはサイゼリヤでミラノ風ドリアたべたいですよね?」っていう質問をしたら激しく同意してましたけどね・・・。
注)四国にはサイゼリヤは存在しない・・・。
大山祇神社(おおやまづみじんじゃ)へ
秦野の大山神社とはまったくの別物。
大山祇神社のある大三島は昔は御島(神の島)ともいわれた神聖な地であり、御祭神は天照大神(あまてらすおおみかみ)の兄神、大山祇神(おおやまづみのかみ)。
全国の山祇神社、三島神社の総本社ということらしい。
まずはタクシーでショートカットして奥の院へ。
楠の木の下が空洞になっており、ここをくぐって参拝に。
そして本殿、大山祇神社の入り口の鳥居。
大楠の樹。
樹齢2600年ということみたい。
本殿。
自転車乗りの方々もたくさんいた。
AJ西東京のブルベで何度かご一緒したことある、DEROSA乗りの女性を見かけたけど、名前なんていったっけ?
KINDLE Paper whiteでコマ図を表示させてた女性で、たぶんPBPにもいかれてたような・・・。
※人見知りなので、特に声をかけたりなんかしてません。
さあ、次はビール、ビール!
ブリュワリーにも行きますよ、なにしろほろ酔いツアーなので。
若い娘と大三島ブリュワリー。
この日は5種類のビールから選べるそうです。
※ワイナリーもブリュワリーも若い美人さんが働いているのですよ。
ちなみに富山出身だとおっしゃっていました。
完全、「THE!和室」な店内でいただいたのは「カカオブラック」。
ワインの試飲をしっかり行ってきたので、しっかり「締め」たかったので。
なお、この時期はテイクアウトオンリーということでしたが、このツアーだけは別で、和室でまったりくつろぎながらビールをいただくことができるのですよ!
ほろ酔い大三島のまとめ
「ほろ酔い」ツアーなので、そんないガブガブいただいたわけではないです。
しまなみの素敵な景色を楽しみながら、大三島で作られたものをいただくツアーでした。しかもタクシー(ハイエース)移動で。
赤ワイン→白ワイン→カレー→アイスコーヒー(オミシマコーヒー産)→カカオブラック!
そして最後に自分へのお土産。
道の駅多々羅しまなみ公園に毎週末出店している、おつまみのお店で購入した三個¥1,000のこれ。
もう、ここで買うの5回目くらいか。
絶対に抜群に安いと思う。
このツアーの企画利用での初めての訪問者(この補助金制度自体、認知度がチョー低い・・・)ということで、訪問先の方は少しあたふたしてたけど、だけどそれ以上にココロあたたまるおもてなしをしていただいたのがとても良かったですよ。
タクシー貸切のツアーって、ちょっとだけ贅沢、だけど融通きくし、便利でたのしかったなあ!
<次回予告:志島ヶ原海岸の海の家、復活計画!>