誰にも知られず、ひっそりと開催されるオリーブ収穫祭
今治市街からしまなみ海道を渡ってすぐの大島。
特に何があるっていう島ではないけれど、昨年たまたま通りがかった畑の中で、オリーブ収穫祭をひっそりと行っていたことを思い出し、今年はいつやるのかな？と情報を探ってはみたのだけど、地方ではインターネットでの情報発信という手法はとうの昔に廃れてしまったのかそもそも根付かなかったのか、何の情報を得ることもかなわないまま、おそらく開催されるであろう11月に突入していた。
去年は結構満喫していたのだけど。
日々、検索しつづけていたら、中学生がオリーブの収穫体験を行い、11月8日には一般向けの収穫祭を行うという、愛媛新聞のちいさな記事を発見。
満を持して出動してみました。
そうそう、オリーブ畑のど真ん中でやるんだったなあ。
そうそう、こんな感じ。
村祭り的な。
まずは豚汁をいただきますよ。
あれ、おかしいな？
去年は豚汁にオリーブオイルをたっぷりと回しがけしてくれたのに、今年はないよ。
￥150。
※半分以上食べちゃった残骸。ほんとはラーメン丼くらいの量がある。
オリーブの塩漬けをおみやげに。
￥500。
ピザ窯は今年はお休みだった。残念。
コロナの影響のせいなのか、外からの人をできるだけ呼んでのイベントというより、島の住民だけで集まりたいこじんまりとした村祭りの様子となっていた、今回は。
青山のファーマーズマーケット的なイベントにこの収穫祭が出店していたら、来場者は1万人はくだらないであろう素敵かつ素朴な催しは、自分の手で今年は幕を引いたということなのかもしれない。
なぜなら、広く来場を促すことは一切行わなかったのだから。
と思ったら、コストをかけてパンフレット的なPOPは制作してたみたい。
ただい来場者に向けて。。。。
まあ今治市はとにかくお金がある（ように見える）から、助成金的なもので成り立っているんだろうなあ。
気を取り直してバラ公園へ。
秋のバラが満開シーズンは続いていて。
おそらくここも助成金で成り立っているみたいだけど、バラの手入れは一年中しっかりしていて関心するし、一年を通じていろんなバラが咲いているのでついつい立ち寄ってしまう場所。
相模原から宮ヶ瀬、裏ヤビツあたりをサイクリングするときって、結構立ち寄れる場所がたくさんあって。
オギノパン、PanPati、服部牧場、ヤビツ下っての花水ラオシャンとか、なにか先へ先へと進むモチベーションになる場所のバリエーションがたくさんあるけど、しまなみ海道ではいまのところこのバラ公園だけなのがさびしいとこ。
基本、海と橋しかない。
キレイは綺麗なんですけどね、
秋も真っ盛りなんだけど、いまだ紅葉を愛でれる場所を見つけられていないので、橋を海しか写真に収めることが出来ないでいる。
帰宅してオリーブの塩漬けを。
これ、美味しいよね。
お金をかけてチラシを作ったとしても、WEBでの告知は行わない、いやインターネットが田舎ではまったく効かない、っていう典型的な思い込みというか事例というか。
オリーブの本場小豆島のように観光客向けにプログラムを組んでほしいとまでは思わないけど、素朴さが良いわけだし。
コンテンツ的にもったいないよなーと二年連続で思ったわけだけど、これ多分違うのかも。
身内で行う村祭り的なイベントに、部外者の自分が横から参戦してこられることを望まれてはいないんじゃないかと、やっと気がついたわけです。
ほんとすみません。
Amazonで販売してる季節限定（今だけ！）の小豆島産手摘み100% 新漬けオリーブ ￥2,380。
これは送料￥650と良心的。
Go To もいいんだけど、今は国や自治体が補助金出して地方のECサイトで送料無料をやりまくってるのよ。
自分は「水産物応援商品」の送料無料プランで「ほや」買いました。新幹線で売ってるやつ。
＜次回予告：9ヶ月ぶりの東京、そして新潟へ！＞
