今治は「自転車の聖地」なんてとんでもない
「自転車追い越さないと死んじゃうよ病」と、
「自転車の存在を認識しない認知症」
そして、「見慣れない乗り物を敵対視するあおり運転」が今治市街ではデフォルトなので、基本車道は走らず、歩道を使って移動していますよ。
地方都市では当たり前なのかもしれないけど。
ただ、人口密度は圧倒的に低いわけなので、郊外を走る分にはとっても気持ちいいし、もちろん車道は走りやすい。
そんな気持ちいいとこを目指し、今治市の北端(島しょ部は含まず)に向かってみました。
この辺。
まずは今治造船。
しまなみ海道の来島海峡大橋からしか見たことがなかったけど、今回は波止浜から。
タンカー、でかい・・・。
こちらがわは、だいぶ出来上がった船が係留されてるみたい。
北上を続けていると次々と現れる造船所。
新来島どっく、波方造船所、それにともなう鉄鋼工場(鉄工所ではない)など、造船にかかわる大規模な工場に埋め尽くされています。
そしてときどき漁港。
造船や造船にかかわる金融で財を成した立派なお屋敷がたくさん立ち並びますよ、このあたりは。
波方からみた来島海峡大橋。
よくあんなとこ、橋を架けたよねー。
田中角栄的な政治家がいたんだろうなあ。
そして目的地周辺。
大角海浜公園くじら広場キャンプ場。
「キャンプ禁止」の立て看板が掲示されてた。
まあそれはともかく、展望台方面への激坂を登ってみました。
だれもいない、展望台の東屋で。
なにか雰囲気としては、逗子の大崎公園かのような。
パワースポット感があります。
そして、最終目的地の「来島大角鼻潮流信号所」へ。
そこそこの上り坂です。
見えてきた!
これ、ライトのオンオフのより、船舶に潮の流れを伝えているのです。
瀬戸内海は穏やかなイメージだし、
実際に海岸に打ち寄せる波ではサーフィンどころかボディボードすら不可能なんだけど、
実は潮の流れはだいぶ速いらしく、海上交通の難所でもあるらしい。
なので、村上水軍というナビゲーター会社が栄えたわけだけど。
潮の速い流れはじっと見ているだけでも感じられる。素人ながら。
水分補給のため立ち寄ったコンビニ。
正午近くということもあって、どこにも日陰がないコンビニでした・・・。
今治において40km程度で、なんにも悩まずに気楽に走れるルートを作りたかったんだけど、今回のルートはなかなか良いかも。
町田での自転車生活でいったら、馬渡大坂~服部牧場~オギノパンのルート的な。
交通量が少なめで、自転車的に安心して走れて(クルマにも迷惑かけず)、思い立ったらパパっと走れてきちゃう、的なルート。
というか、いったいいつのなったら東京に戻っていいのだろうか?
というか、もう東京のおうちは引き上げたほうがいいのだろうか?
ムダや家賃と経費がとにかくもったいなくて・・・。
<次回予告:実はアオサギの営巣と子育てをずっと観察している>