暑いけど自転車で行けるとこまで無茶してみよう!
熱中症ウエルカム!的なお天気のもと、そぉーーっと走り出してみました。
そして40℃越えな勢いの熱射の中、確認できたことがありました。
なんだか今年の初めくらいから、ずーーーっと体調が悪くて。
なにが体調悪いかっていうと、体温調節がシビアではない、ということ。暑い!と感じたらもう手遅れというか・・・。
身体が感じる暑さや寒さが、遅れてやってくる感じ。
炎天下のもと、ところが町田を出発してからどうも絶好調で、いやこれ何かのワナかなと。
疑心暗鬼で走りながらも、不調な自律神経をおもんばかって、ある日田んぼの真ん中に突然出現した、セブンイレブン 愛川角田店で休憩。
いつものオギノパン経由、PanPatiで遅い朝ごはんとして総菜パンをバクバクいただこうかという予定ながら、その先にある短いながらも激坂な馬渡大坂を経由するのが憂鬱に。
まあ、たまには知らない道を走ってみようかと、再スタートしてすぐ「峰の原みち」へ右折。
少しの坂を登ると、広い畑が広がり、広大なお茶畑まで。
あぁ、こんなところでも人の生活ってあるんだなあ、と感慨深く。
熱中症は以前は日射病と呼ばれていたんです
登り基調をのろのろと進んでいくと、予想もしていなかった結構な坂が。
ここ数か月、平地以外はできるだけ避けてきたのに・・・。
どうやらここは「相模原ヒルクライム」のコースの一つである三増峠、らしいです。
まっすぐに続く三増トンネルまでの直線は、精神的にかなりつらかった。
そしてトンネルを走る予定なんてまったくなかったので、ライト装備は脆弱、そしてトンネル内はかなり暗かった。怖かった。
おとなしく歩道を走ればよかった・・・。
愛川町側からの三増トンネル先は結構な下りが続いていたので、間違っても反対から登ってはいけないことをあらためて肝に命じることができました。
ただ、トンネルの先はずっと下りかと思いきや、丸い輪っかのコンクリ道路が現れたりと、ここはトレーニングコースなんだなあ、と実感しました。
体調万全でない限り、近づかないようにしなきゃ。
ただ、基本下り基調なので、太陽からの熱波からは逃れることができて、いつのまにやら津久井湖畔に。
とはいえもうとっくに太陽は高い位置で、暑くて暑くて帰りたくてしょうがなかったし、ましてや津久井湖にはバスフィッシング以外では来る気は全くなかったのと、なにか遅い朝ごはんをいただきたくなって、なんとなくもう少し走ってみることに。
初めてのゼブラコーヒー
ゼブラコーヒー。
お店の前は何度も通過しているはずだけど、こんなとこにあるというのは初めて分かったかも。
MAP
倉庫改造物件だからか、とっても広いそのお店は、なんと店内に自転車を持ち込めるという。
安心だからいいのかもしれないけど、人の家の中に自転車を持ち込むのは、なんだか恐縮してしまう、な。
ボトルの水がほぼなかったのと、ちょっと熱にやられて朦朧としていたこともあって、コーヒーを楽しむ余裕はなく、ガブガブ飲みたいアールグレイのアイスティー大盛りを。
結構な大盛りで、うん、いいかも!
かなりの水分不足な身体だったけど、十分な量があって、とっても安心!
自転車乗りがとにかく多いお店。
「仲良し」っていいなあ。
人気、というかゼブラコーヒーの定番らしいクロワッサンをいただけば良かったと後悔。
水分を持ってかれることがこの日の体調の無意識由来の生存本能から拒まれたので、もう少し涼しくなったら次回は頼んでみようかな。
そして帰路。
朝起きてから何も食べていない 、だけど食欲もないので・・・。
そもそもオギノパンで久しぶりのあげあんドーナツを食べ、PanPatiで無料のアイスコーヒーを片手にお惣菜パンをたらふくいただく予定が、途中でルート変更したせいでなにか食べるタイミングを逸してしまったのかも。
帰り途中の六地蔵付近では、もう力が出ない、そして暑くて暑くて、汗は正常に噴き出しているけど、あまり効果をうんでいない感じ。
だらだら進んだ橋本付近では、じわじわと頭痛がひどくなってきた。
これはちょっとヤバイかもと思い、良さげな休憩ポイントを探しながら走るも、太陽は最高に高い位置にあるせいで日陰になりそうなコンビニは一切なし、楽しくないけど境川サイクリングロードに入ると、アスファルトからの照り返しがなくなったせいか、なんとか命をつなぐことができました。
発汗を制御する交感神経、すなわち自律神経の不調がつみかさなって、そして少しずつ、がん細胞に侵されていくんだな、っていうのがよく分かった熱波の中、頑張って走ってみました。
<次回予告:もうちょっと向き合ってみる。>