いい登山、いい山だったからまた行きたいので備忘録として。
西日本最高峰の石鎚山の登る
愛媛県西条市と久万高原町の境界に位置する標高1,982mの山で、西日本最高峰。
今治市やその周辺地域にとって、台風などの天候被害から「盾」となってくれの石鎚山系の中心的な山です。
登山日は2024年10月12日。
昨年は早い時期から雪が積もってしまい行けずじまいだったので、紅葉ピークには少し早いかなと思いつつも、行けるときに行っとけ!ということでこの日を選びました。
今回は「土小屋ルート」。
ロープウェイに乗る「成就ルート」は土小屋ルートより1時間ほど時間がかかるので、初めての山でもあるため、安全策を。
ルートは今治からだとUFOライン経由が最短ではあるけれど、見通しが悪く狭い道路なので、県道40号から。
※こちらのルートはUFOライン以上に辛い道だったので、次回は絶対避ける。大失敗。
5時過ぎに出発し、車休憩で高知県いの町の「道の駅 木の香」で休憩。気温8度。
そこから道幅狭い、見通し悪い、のつらいルートで登山口にある土小屋テラスには8:12に到着。気温6度。
登山口は標高1492m。まさかの「いよのくに」!!!
いよいよ登山開始!8:18
トイレ休憩していよいよ石鎚山山頂を目指します。
8:18に登山開始。
天気もよし!
登山道は終始こんなかんじ。
山肌の木々の中を進んでいきます。
終始、石鎚山系の山々を横目に。
これ、山頂付近はハイジがいるんじゃないか?ってくらいの牧草地みたいになっていて、かといって特に地図に載っているわけではない不思議なところ。
有識者が見ていたら教えてほしい。
登山道は急な坂も特になく、たんたんと高度を稼いでいきます。
そういう意味では飽きてくるのもあるけど、山々の景色は結構雄大。
やばい、早く登らないと雲が下からのぼってきている。
10:12。
登山開始から二時間で石鎚山公衆トイレ休憩所。
ここからは鎖場と回避ルートに分かれるけど、まあ初めての石鎚山なので鎖場は遠慮しとくことに。
そして鉄の階段へ。
左側通行なので登りは左側。中央の手すりは単管パイプなので、素手では冷たすぎるので軍手は必須です。
だんだん、他の山を見下ろす位置まで登ってきました。
そして10:50、石鎚山頂上へ到着。
登山時間は2時間半といったところ。
天狗岳を望みます。
紅葉はまだまだだけど、地上から登ってくる雲とのコントラストが良いかも。
石鎚神社頂上社にお詣り。
なお頂上付近は、帰宅難民であふれる新宿駅かって思うくらいの人口密度。
座れるスペースなんかありません。
また、天狗岳に登る登山客の行列がものすごいことに。
おそらく1時間待ちくらいかな。
コンビニのおにぎりを2個いただいてそそくさと下山。滞在時間は30分ほど。
12:30に下山開始。
下山完了!
14:00には土小屋まで戻ってきました。下山時間は1時間半くらい。
たんたんとした登山道のお陰で、膝が痛いといったダメージはほぼありません。
土小屋テラスのモンベルでソフトクリームをいただいて、帰路につきます。
急な登りも下りもないので淡々と歩くだけです。
シフトクリームのあの登山成功祝いはノンアルで。
いい山だった。
石鎚山からの帰路はうっかり酷道に。大失敗
土小屋の登山口に来るときはうっかり県道の狭いルートだったので、帰路は国道方面を選びました。
石鎚スカイライン(冬季は通行止め)で一気に外界までくだることができます。
ただ、途中の「面河渓」まではスムーズでしたが、そこからひどい酷道に。
国道494号線、日本有数の酷道の一つ(あとでわかった)。
道幅狭い、見通し悪い、カーブだらけ、いのししが飛び出してくる、昼間でも真っ暗な森の中を通る。
これが黒森峠という、木々に空を覆われた、有名な峠だった・・・。
うんざりするくらいの道を激しく登り、延々と下り、やっと人家が見えてきたと思ったら、まさかのその峠にチャレンジする自転車乗りとすれ違い、
とにかくやめといたほうがいいよ!と声をかけたくなりました。
※二度と通ってはいけないルート。
結論:石鎚山の土小屋ルートは、今治方面からの場合、UFOラインがおそらく一番安全かつ早い。
以上、また行ってみたいので備忘録でした。