6度目の今治生活だけど、なんかつまんない
9月から始まった、東京～今治生活です。今治での生活は、はじめて訪れる地であること、そして四国でのはじめての生活ということでワクワクするところが多分にあるのですが、正直ちょっとつまらないと感じています、もちろんボトルネックとなる原因があって、それを解決していないからなんですが。
最寄りの伊予桜井駅にて。無人駅です。
一両編成ワンマン電車はここ以外では乗ったことないかも。
そのたたずまいから予想される通り、一時間に一本というダイヤです。
今治造船はじめ、巨大企業が実は結構存在しています。そしてローカルではタオル産業がまだまだ地元の雇用を支えています。
なので、よくある死にかかった地方都市なんかではなく、むしろ経済的にはまだまだ活気のある街なんですよ、今治は。
そんなわけで、三連休の最終日11/25、早起きして近くの海を散策。
徒歩10分で行ける海、すばらしい！
砂浜には驚くほどゴミが少ない。
人口密度のせいでしょうか。
砂浜近くには、綺麗に整備された公園が。いつかここでキャンプしたいものです。
ただしびっくりするくらい、犬の糞だらけ。民度が推し量られるから、犬の散歩をする人は気をつけたほうがいいかも。
ただ、この海はすばらしいと思いつつも、街がつまらない。
1.公共サービスの質は地方特有のゆるさからか、統率されていないゆえの不便さについつい都会生活と比較してしまい、電車もバスもイライラしてしまいます。
引っ越し時の電気・ガス・水道の手続きも都会感覚でコンビニエンスというわけには行かないです。住所は移していないので幸い市役所のお世話にはなっていないのですが、これはかなりの恐怖が予想されます。
2.そしてこれも地方ならではなのか、人は屋内にしかいないのでは、と。
自宅、商業施設、公共施設などの屋外以外では、自家用車という施設。外を歩くなんてとんでもない。
なのでおっさんである自分がが外を歩いている姿は不審者でしかなく、まったくもうリスクでしかありません。
3.食生活。海の恵みがすばらしい（＝漁港がすぐそこ）のにだれも味わう気持ちがないのか手に入れられない、ということ。
家から500mの距離にあった地元スーパーは11月末で閉店してしまい、街はイオン系スーパーの独壇場となっています。イオンなどの大型スーパーでは、地元の魚介類を店頭に揃えるのが北海道の野菜を持ってくるより物流の仕組みづくりが難しいのか、食材の品揃えがとても貧困であると言わざるを得ません。
しかもイオン系なので、トップバリュー至上主義・・・。
ちなみに、八百屋や魚屋といった店舗はこれまで見たことがありません。
そんな印象の街で「みんな家に引きこもって何してるんだろう？」と思いながら、結局つまんなくなって、家でYoutube見てたほうが楽しいかもということで、この日の今治の散策はお昼過ぎにやめてしまいました。
どうやったら今治という街に順応していけるのか？
これ、わかってはいたのですが、自分が公共交通機関以外の移動手段を持たないとどうやら解決しないようです。
いや、自分の移動手段が確立されたら、かなりの面で解決されることでしょう。
クルマ、原チャリ、自転車、、、。
どれにしようかと悩みます。
クルマについては、安い中古車で十分。ただ、乗る機会とランニングコスト、そして保険を考えると、ちょっとオーバースペックかも。今治に完全に生活を移した暁にはアリかもしれません。
原チャリ。
いろいろ探してみて気がついたのは、もう2ストの原付きって生産されていないっていうことがわかりました。排ガス規制に対応するため、2007年に2スト車の新規生産が中止された模様。しかも販売数はピーク時の1982年の1割り程度にまで落ち込んでおり、日本独自の規格のため輸出に振り向けにくく、排ガス規制、安全規制の開発コストも年々厳しくなる中、ついにホンダとヤマハが提携した、という厳しい環境。
2スト原チャリの楽しさを知っているのと、中古市場では2ストはプレミアム価格になっているので、ちょっとタイミングが合わないなあ。
本命は自転車かな。
これほしいなあ、とおもっているのがCANYONのURBAN5.0。
ベルトドライブで内装8段ギア、安心のディスクブレーキでメンテいらずの￥109,000。
「CANYON URBAN5.0」
自転車で今治の街を散策しつつ、しまなみ海道を楽しみ、そしてキャンプにもいけちゃうなあって。
Burleyのトラボーイともうまくはまりそうな車体だし。
ただ、ホイールが650であることが汎用性に問題がありそうかも。ここは良く考えてみないと。
移動手段をしっかり確保することで、「今治生活はつまんない」から脱せられるであろうことが、わかってはいたことだけどだんだん真剣に考えなくちゃいけなくなってきました。
＜次回予告：ついに「マキシマム」を手に入れたよ！＞
