「目黒・行人坂」平均勾配15.6%
暑さをあまり感じられず、今ひとつ消化不良だった今年の夏。
連日の雨のせいか、いつの間にか、もう冬がはじまったような。
目黒駅を降り交差点を渡るとすぐに行人坂。
平均勾配15.6%。
雨で足もとが悪く、おそるおそるこの急坂を下って、アルコタワーへ。
目的地のアルコタワー、傘をさしているせいで足もとにしか視線が行かず、上を見上げればすぐに見つかるのに、いつの間にか通り過ぎる。
もう10年ほど前に、ウォルト・ディズニーに商談に来て以来だから、雅叙園と隣接していることなんかすっかり忘れていた。
そうだった、思い出した。
雅叙園はネオ・ジャポネスク、ではない
アルコタワー側のエントランスから入り、午前中にはお仕事完了。
そのまま雅叙園の中を散策。
そうだった、雅叙園は別名「昭和の竜宮城」だった。
銅製の縁結びのオブジェを見て、そういえば結婚式場であることも思い出した。
ネオ・ジャポネスクとは異なる、その独特の世界観。
日本のようで日本ではない、夢の世界のような・・・。
なんだろう、異様の世界なのに、このどこかほっとする感は。
打ち合わせ中はずっとトイレを我慢してたので、まずは軽量化を。
写真は取らなかったけど、まさにトイレこそが竜宮城。
良くメンテナンスされているし。
そして、雅叙園といえば「百段階段」。
今は、「いけばな×百段階段」という企画が開催されている。
「51流派のいけばなを週替わりで堪能できる特別企画」のようで、すっごく見たかったけど、さすがに仕事中だったので、近いうちに再訪することにしましょう。
また、「ガイド付き百段階段見学ツアー&お食事」というツアーが用意されていて、ランチタイムだと¥4,000から。
これも気になる。
動画もある。
ちょうどお昼時でお腹が空いたこともあって、雅叙園内のレストランで軽く食べようと思い、さらに奥へ。
客層は、50代以上の女性がほとんどか。
隣接するアルコタワーには企業がたくさん入居しているせいか、打ち合わせランチ中の人たちが少々。
外国人の姿は少ない。珍しい。
外国人には「昭和の竜宮城」という風景はあまり刺さらないのかもしれない。
ランチブッフェは¥3,000~、ちょっと一人では入る気になれず、適当に館内を散策して、目黒駅方面へ離脱。
行人坂、この勾配ながらも、輪っかのコンクリート道でないのが不思議。
激坂をのぼっていく。
目黒といえば、人気店「とんき」でとんかつ!というアイデアが脳内を占有してたけど、そういえば夕方からの営業だった・・・。
ならばと、冷たい雨がそうさせたのか、普段はなかなか行くことのない「天下一品」へ。
普段はなかなか頼まない「こってり」を。
たしかにスープの形状はこってりしているけど、味はそれほどこってりしているわけではない。
なので、食後も胃もたれすることのなく、割りとスッキリ。
ちょっと意外でした。
そういえば、VRにどっぷりとハマっている。
まさかのわずか¥1,000で購入した、スマホ用VRヘッドセット。
子どもだまし上等!かと思ったら、あまりの臨場感に、毎日部屋の中を浮遊しています。
こんなに楽しいとは・・・。
次はPS4のヘッドセットを試してみようか。
<次回予告:Googleサジェストでは、「団地 寒い」対策。>